「“給食センター”がカフェに?」(1758号)

昨日、弊社アザデザインの今田さんと、月に一度の定例ミーティングを行いました。打ち合わせの場として訪れたのは、今田さんのご自宅近くに先月オープンした、ちょっとユニークな場所――給食センターに併設されたカフェです。
その施設の名前は「町田忠生・小山エリア中学校給食センター」。町田市がPFI方式で整備し、シダックスグループの一員であるシダックス大新東ヒューマンサービス(SDH)が運営を担っています。ここでは、市内8校の中学校に向けて、1日約4,000食もの学校給食が提供されているとのこと。
特筆すべきは、最新の調理・衛生管理設備を備えると同時に、地域に開かれた「市民交流スペース」が併設されていることです。
たとえば、
* 学校給食をアレンジしたメニューが楽しめるカフェ
* 乳幼児と保護者が一緒に過ごせるプレイルームやこども広場
* 地域の方々が多目的に利用できる多目的室(※5月中旬以降運用予定)
といった施設があり、従来の給食センターのイメージを大きく変える画期的な取り組みだと感じました。
「食」を通じた地域づくりや、多世代交流の拠点としての可能性も大いに感じられ、まさに公共施設の新しいカタチと可能性を実感しました。
私の住む横浜市でも、こうしたユニークで革新的な公共施設の導入が進むことを期待したいところです。
弊社としても、未来を見据えた柔軟な発想で社会に貢献していきたいと感じた一日でした。