水曜日の社長ブログでは、毎週「健康経営」の視点から、社員の皆さんに心と体の健康を考えるヒントをお届けしています。
今回は「心の健康=上機嫌でいる力」というテーマでお届けします。
先日、新聞にとても印象的な記事が掲載されていました。
明治大学の斎藤孝教授は、著書『上機嫌の作法』の中でこう述べています。
> 「不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけ」
つまり、周囲に不機嫌をまき散らすのは社会人として、また職場の一員としても好ましくない態度である、というのです。
特に40代以降の男性は要注意。
斎藤教授によると、加齢とともに肩甲骨まわりや首の筋肉が硬くなり、横隔膜がうまく動かなくなることで「笑いにくい体」になってしまうそうです。
その結果、笑顔が減り、気づかぬうちに周囲に「不機嫌そう」と思われてしまうことも。
だからこそ意識したいのが、上機嫌を作る習慣です。
斎藤教授は、以下の4つの「聞き上手の作法」を勧めています。
1. 目を見る
2. ほほ笑む
3. うなずく
4. 相づちを打つ
たったこれだけのことですが、これを実践するだけで、職場の空気はぐっと柔らかくなり、円滑なコミュニケーションにつながります。
「この人と話すと元気が出る」と思われる存在になれるかどうかは、まさに日々の心がけにかかっています。
アザエンジニアリングは、「技術力」だけでなく「人間力」でも信頼される集団を目指しています。
心の健康は、日々の「上機嫌」という積み重ねから。
皆さんも、ぜひ今日から意識してみてください。