「人手不足の現状と企業が取るべき対策」(1693号)

今日は先日参加した研修会で学んだ「人手不足の現状」「中小企業が取るべき対策」についてお話しします。このテーマは、私たちの業界だけでなく、すべての中小企業が直面している大きな課題です。しかし、弊社では「ウェルビーイング経営」の取り組みを積極的に情報発信していることもあり、毎週2名程度の求人応募があります。今後も、社員の幸福を追求するウェルビーイング経営に尽力してまいります。
人手不足の現状と課題
日本企業の約半数が人手不足を感じており、その中でも「ITエンジニア」「建設業」「運輸業などの分野で深刻な状況が続いています。一方で、飲食業や宿泊業では非正社員の需要が高まる中、働き手を確保することが難しい状況が続いています。
特に「2024年問題」として、物流業界ではドライバー不足やコスト増が懸念されています。これに対して、多くの企業が効率化やコスト転嫁を模索しているのが現状です。
人材確保の具体策
研修会では、人材を確保するための7つのポイントが示されました:
1.働きやすい職場環境の整備:社員が安心して働ける制度や文化を作る。
2.賃金引き上げ:特に新規採用で差別化を図る。
3.柔軟な働き方:テレワークや時短勤務の導入。
4.仕事の合理化:業務プロセスを見直し効率化する。
5.適材適所の配置:社員の強みを最大限に活用する。
6.人事制度の改革:時代に合った評価制度の導入。
7.職場のアクセス向上:通勤しやすい立地条件を確保する。
新たな採用トレンド
研修では、多様な人材を採用する重要性についても触れられていました。外国人労働者の採用や、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成、さらにはスキマ時間を活用する「スポットワーカー」の活用がトレンドになっています。これらの新しいアプローチは、労働力不足を解消するカギとなります。
学びを活かして未来を創る
今回の研修を通じて、私たち中小企業が直面する課題は多いものの、取り組むべき方向性が明確になりました。アザエンジニアリングでも、社員一人ひとりが成長できる環境を整えつつ、新しい人材の活用に積極的に取り組みたいと考えています。
これからも、一歩一歩前進しながら、持続可能な成長を目指していきます。皆さんも、ぜひ一緒に未来を考えていきましょう!