ビジネス書の枠を超えて発見した一冊「成瀬は天下を取りに行く」(1522号)

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私はここ10年、自身に年間100冊の読書をミッションと課しています。しかしながら、読むのはビジネス書が中心で、少々マンネリ化してきておりました。新たな刺激が必要だと感じていたところ、私の生まれた滋賀県の大津が舞台になっている、話題の本屋大賞受賞作「成瀬は天下を取りにいく」を手に取ることにしました。
【本の概要】
「成瀬は天下を取りに行く」は、野心溢れる主人公・成瀬が、様々な困難を乗り越えながら自分の理想とする世界を築き上げていく物語です。彼の成長と挑戦が、ビジネスパーソンにとって多くの示唆を与えてくれます。
【ビジネスパーソンにおすすめする理由】
この物語の中で、成瀬が直面する挑戦や、その解決策を見つける過程は、ビジネスの世界で直面する問題に対するヒントが詰まっています。特に、彼の創造力、柔軟な思考、そして目標に向かってひたむきに努力する姿勢は、現代のビジネスリーダーにとって大いに参考になるはずです。
【感じたこと】
読み進める中で、成瀬の持つ「何としても成功したい」という熱意や、周囲を巻き込んで目標を達成する力は、マンネリ化していた私のビジネスライフに新たな風を吹き込んでくれました。また、彼の人間関係の構築や、時には厳しい決断を下す様子は、日々の業務で直面する人間関係の管理や意思決定に対して、新しい視点を提供してくれます。
【総評】
「成瀬は天下を取りに行く」は、ただのエンターテイメントでは終わらない深いメッセージが込められた作品です。ビジネス書にはない、人間の複雑な感情や社会との関わりを描き出しながら、それをビジネスの視点で読み解くことができるため、多くのビジネスパーソンにとって新鮮な刺激となります。
この本を通じて、ビジネスにおける新たなインスピレーションを得たい方はぜひ一読をお勧めします。読後には、自身のキャリアや日々の業務に対する新しい認識が芽生えるかもしれません。