「“36(サブロク)の日に考える労働時間とワークライフバランスの未来”」(1476号)

今日は3月6日、日本労働組合総連合会(略称:連合)が「36(サブロク)の日」と定める特別な日です。この名称は、労働基準法第36条に基づく「時間外・休日労働に関する協定」、いわゆる「36協定」に由来します。この日は、労働法制、社会保障制度、経済政策など、様々な社会的課題に焦点を当てる機会としています。
36(サブロク)協定は、企業が従業員に対して法定の労働時間を超える労働を依頼する際に必要な届出です。具体的には、以下の条件を超える労働に関してです。
・1日8時間(当社では7.75時間)
・ 週40時間(当社では38.75時間)
当社では、月間残業時間の上限を45時間と定めており、特別な事情がある場合には60時間まで、年に6回まで延長が可能です。
求人情報誌dodaによると、15000人の調査結果から、平均残業時間は21.9時間、一般事務職では10.6時間と残業が少ない一方で、プロデューサーやディレクターなどのクリエイティブ職では42.2時間と多くなっています。弊社では今田さんの職種(デザイン)に当たります。私たちの主力業務である機械設計の場合、26.8時間の残業時間がありますが、当社全体の月平均残業時間は約14時間となり同業社の半分と非常に低い残業時間になっています。これは、残業の削減努力とそれに加え有給休暇の取得促進が功を奏しています。

当社では、今後も社員の健康とワークライフバランスを最優先に考え、持続可能な経営を目指していきます。労働時間の適正管理は、生産性の向上と社員満足度の向上に直結するため、企業にとって非常に重要な課題です。36の日をきっかけに、私たちはこの課題に再び焦点を当て、より良い働き方を目指していきたいと思います。弊社のビジョン:ハイレベルな総合エンジニアリング会社を目指します 働く社員が充実し「働きがいのある会社」「ワクワクする職場」を実現させます。 

技術支援定額サービス(技術屋のサブスク)