「“人生の道”・渋滞原因に要注意!」(1461号)

 先日、久々に横浜商工会議所の交流会に参加し、久しぶりにビジネスの世界で新たな風を感じました。この交流会は、様々な経営者と直接出会い、繋がりを深める貴重な機会を提供してくれます。積極的に名刺交換を行い、新たな縁を開拓することの重要性を改めて認識しました。コロナ前は、このような場に積極的に参加していましたが、しばらくの間、参加することから遠ざかっていました。
社長業も10年目に入り、気付けば還暦が目前に迫っています。最近、自分の年齢について考えることが多く、年齢を理由に積極性を欠いている自分に気が付きました。しかし、そんな自分に甘んじるわけにはいきません。自分が少しでも諦めかけていることに気づき、それを打破する決意を新たにしました。生涯にわたって青年の気概とモチベーションを保つことの難しさを実感しながらも、挑戦し続けることの大切さを再認識しました。
この決意を新たにしたのは、先日読んだ新聞記事のおかげです。「上り坂」「速度低下注意」などの標識が示すように、高速道路を走行中にアクセルを踏み続けなければ、気付かぬうちに速度が落ち、渋滞の原因となることがあります。人生も同じで、自分では前進しているように感じていても、実際は停滞している場合があるのです。特に、社会が急速に変化する中で、過去のやり方に固執していれば、停止や後退に陥るリスクがあります。

若かった頃の私たちが持っていた志、夢、希望を、一生懸命追い続けたいと思います。人生の終盤に失速することなく、常に青年のような意欲を持ち続けることが私の目標です。そのための一つの方法として、読書を通じた自己啓発を挙げます。良書を読み、自分自身を常に奮い立たせることで、「もうこれで十分だ」という考えに挑み、いつまで諦めずに走り続け、充実の人生を走り切る決意です。