「時代の変化、テレワークの普及、そして現代の働き方」(1459号)

私と共にマンションで理事を務めている方の中に、小学校の子どもたちの登下校を毎日見守っている人がいます。彼らと一緒に毎朝学校まで同行すると、子どもたちがおしゃべりしながらゆっくり歩くので30分近くかかるそうです。この時期、雪の予報が出ると、それがみんなの話題の中心になります。子供たちは雪が降ることを待ちわびているのです。私たちが子どもの頃もまったく同じで、今も昔も変わらない子供心なんですね。しかし、大人になると、その感情は複雑になります。雪の日は子どもたちにとって大喜びですが、大人にとっては、それがもたらす影響を考えると、あまり歓迎できないものです。それでも、私自身は子どもの頃の楽しい思い出が多く、雪が降ると懐かしい記憶と共に子どものような気持ちに戻ります。
私の家は小さな山の上にあり、駅まで急な斜面を上り下りする必要があります。昨日雪が降り始めた時、すぐに複数の車が事故を起こしました。そんな環境にいるので、昨日はテレワークに切り替えて自宅で勤務しました。
私が子どもの頃、雪の日でも台風の日でも、学校や部活(野球部)に行くのが当たり前でした。その時、先輩や監督からはやる気の度合いが測られたものです。就職してからも、雪や台風の日はいつもより早く起きて、交通手段を考えて行動しました。しかし、今は時代が変わり、企業は従業員の安全を最優先に考えています。
昭和の時代を懐かしく思うこともありますが、仕事では長時間の残業が当たり前でした。私自身、30年近く毎月100時間前後の残業を経験しました。技術職ではそれが珍しくなかったと感じています。今は、労働基準法や36協定により残業時間に制限があるため、限られた時間で成果を出すための効率性や対応能力が求められます。昨日はそんな取り留めのないことを感じながら、テレワークでの勤務を行っていました。