「“自らの最高峰”を目指して 」(963号)・・半導体製造装置設計のAZA

7月23日に開幕した東京オリンピックも、8月8日までの開催期間も残り4日間となりました。連日、手に汗握る熱戦が展開され、列島に歓喜と感動を広げています。悔し涙と歓喜の涙は、感動の嵐ですね。

柔道男子73キロ級では、大野将平選手が前回大会に続く連覇を達成。死闘を制した強さもさることながら、特に印象的だったのは試合後に彼が口にした一言でした。「(五輪開催に)賛否両論あることは理解しています。ですが、我々アスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば、本当に光栄に思います」それは全ての選手の思いを代弁する言葉だったに違いありません。コロナ禍による延期から1年。開催に向けて誰よりも悩み、苦慮してきたのは、ほかならぬ選手たちなのです。その中でさまざまな試練を乗り越え、大舞台に立つ日を迎えた彼らを純粋にたたえ称賛したい気持ちで一杯です。五輪という最高峰に挑むアスリートは、日頃から自身の限界突破への努力を惜しみません。そんな一人一人が本気でぶつかり合うからこそ、見る者の心を揺さぶる瞬間が何度も訪れるのでしょう。東京五輪残り4日間、日本勢のメダルラッシュに期待が高まりますね。大会の大成功を祈るとともに、応援する私たちも選手から勇気や希望ももらい“自らの最高峰”を目指し、新年度!今いる場所でベストを尽くす「挑戦」「前進」の一日一日を過ごしましょう。