「心に刺さる・耳の痛い話Ⅱ・・」(866号)

春3月は空気の乾燥や強風など、火災が発生しやすい季節といわれています。私の

うちは幹線道路沿いですので最近消防車の出動が多いこと実感しています。

近年の住宅火災は、モバイルバッテリーの発火や電気ストーブのコードの経年劣化

による引火などから、火災につながるケースも増えているそうです。消防庁では、

住宅防火の三つの習慣として「寝たばこは、絶対やめる」「ストーブは、燃えやす

いものから離れた位置で使用する」「ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず

火を消す」を挙げています。火気の取り扱いの不注意・不始末が、思わぬ火災を

生む。栃木・足利市で発生した先日の山林火災も、火の不始末など人為的なものが

原因ではないか、との見方があります。防火対策の出発点は、“絶対に火事を起こさ

ない”との意識です。各自家庭でも日の取り扱いには十分ご注意下さい。

さて書籍「本気の説教・心に刺さる耳の痛い話」から・・

『将来像が描けない…。そう悩む前に、まず動こう』とのお話です・・

世の中には2種類のビジネスパーソンがいます。明確なゴール(目標)を設定し、

そこに向かって走る「ゴールピープル」と、流れに身を任せ、向かうべき目標を

たない「リバーピープル」です。

そう聞いて「目標は設定した方がいい」と思った人が多いかもしれないが、果た

してそうなのか?ゴールピープルは目標が明確な分、目的地までの最短距離を進

むことができます。その反面、常にゴールから今の自分を評価することになるの

で、自分が「ゴールにたどり着けていない」状態が長く続きますので、このスト

レスは相当なものです。一方、リバーピープルは目標がない分、目の前にある課題

に前向きに取り組めます。頑張って日々の仕事をこなしていくと、無意識のうちに

成長することもできます。世の中の8~9割の人が、このリバーピープルだと思い

ます。多くのリバーピープルは「やりたいことがわからない」という状態に負い目

を感じるかもしれませんが、そんな必要は一切ありません。与えられた仕事でも

全力で取り組み続ければ、周囲の信頼が積み上がっていきます。「今は信頼を積み

上げている時期だ」と考えて日々を充実させていけば、後で大きな自由を獲得出来

る。そう信じて進んでいくことです。目の前の仕事・課題をとことん「やり抜く

こと」が次の一歩につながる大切な行動ですね。あなたの頑張りを必ず誰かが見て

います。――次号に続く・・

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