「感染症の予防策は100年たっても変わらない・・・・」(848号)

1年前のちょうど今ごろでしょうか。マスクが店頭から忽然と消えたのは・・。

コンビニからドラッグストアまで探し回り・・それでも手に入らない・・。ドラッグ

ストア開店前の寒空の下、並んで購入。ネットでは販売しているものの正規の値段の

数倍から数十倍に高騰しておりました。品薄が解消されるまでの間しばらく苦労しま

したね。新聞記事に・・「小鳥がいたのー♪。その名はエンザ♫。窓を開けたら飛び

込んで来たの♬」――およそ100年前の米国で、少女たちが縄跳びをしながら歌って

いた歌だといいます。当時、世界各地で「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザ

が流行していました。当時日本では内務省衛生局が、国民に注意喚起を促す標語を

作成しています。1920年1月には、次の標語が考案されています。

「近寄るな――咳する人に」「鼻口を覆へ――他の為にも/身の為にも」「予防注射を

――転ばぬ先に」「含嗽(うがい)せよ――朝な夕なに」・・・

スペイン風邪の流行から100年以上がたち、医学は格段の進歩を遂げました。しかし、

感染症の対策に100年前も現在も変わりはないのです。

「フィジカルディスタンス(身体的距離)を保つ」「マスクを着用する」「ワクチンの

接種」「小まめな手洗い・うがい」・・

この冬のインフルエンザの患者数は、例年に比べると記録的に少なくなっているとの

こと。新型コロナウイルスへの対策が、インフルエンザの予防にもつながっていると

指摘されています。私は昨年の今頃から風邪も引いていません。マスクと手洗いのお陰

です。“自分だけは大丈夫”という慢心こそ、感染防止の最大の敵です。そろそろ巣ごもり

疲れも出て来る頃ですが油断を排し、基本の予防対策に徹しましょう。受験生をお抱え

のご家庭は本当にお疲れ様です。春はもうそこまで来ています。🌻🌼

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