還暦になって考えたのは「老後」ではなく“仕事”でした(1991号)

少し驚かれるかもしれません。同世代の友人たちは、すでに定年を迎え、再雇用として働き続けている人も多くいます。「これからはどう生きるか」を考えている人がほとんどです。一方で私は、経営者という立場上、定年がありません。このことを、最近になって「ありがたい」と強く感じるようになりました。(弊社は70歳定年です)
私は決めています。「90歳まで、元気に健康で、楽しく生きること。」そして、できる限り長く現役で働き続けること。ただ、ここで一つ気づいたことがあります。——長く働くためには、仕事以外の時間の質がすべてだということです。だからこのゴールデンウィークは、自分の“趣味の棚卸し”をしてみることにしました。正直に言えば、どれも地味なものばかりです。
*毎朝30分の筋トレ:還暦マッチョを目指していますが、今はまだ痩せマッチョです。
*読書:ビジネス書中心でしたが、最近は本屋大賞や直木賞の作品も読むようになりました。人生を見つめ直す読書しています。
*妻と愛犬との散歩:雨の日以外は毎日続けています。自然の多い丘陵地域でおしゃれな住宅地を歩くこの時間が、頭と心をリセットしてくれます。気がつけば、犬を通じた地域のつながりも増えました。
*ガーデニング:ガーデニング:バルコニーや玄関、室内を合わせると、気づけば植物は100近くになりました。妻が主導していますので、私の担当は雑草取りと掃除です。そんな中、中庭の水鉢にこっそり蓮の種をまいてみました。発芽が今から楽しみです。
*ブログとコラムの執筆:毎日続けるうちに、いつの間にか「仕事」ではなく「趣味」になっていました。挿絵を作る時間が好きです。
*1歳半の愛犬と遊ぶ時間:頭の良い犬で、まるで子どもと向き合っているような感覚になります。
ドライブも好きですが、最近は助手席に座ることが増えました。理由はシンプルで、休日のランチビールを楽しみたいからです。そう考えると、「ビール好き」も立派な趣味かもしれません。植物に囲まれたテラスで、本を読みながらビールを飲む。これ以上ない贅沢な時間です。こうして並べてみると、特別なことは何もありません。でも、思うのです。
こういう“どうでもいいような時間”の積み重ねが、長く働けるかどうかを決めるのではないかと。これまでは仕事中心の人生だったかもしれません。これからは、仕事のために生きるのではなく、生きるために仕事を続けていきたい。そんなバランスを大切にしていければと思っています。
このゴールデンウィーク、あなたは「仕事以外の時間」をどう使いますか?