「設計者の価値は図面では決まらない・設計魂の日で見えた答え」(1971号)

先日、第4回「設計魂の日」を開催しました。今回のテーマは「プラス1言の提案力」です。結論は非常にシンプルでした。設計者の価値は“プラス1言”で決まる。例えば
「こちらの方が組立しやすいです」
「この構造ならコストが下がります」
「メンテナンス性を考えるとこちらが良いです」
たった一言ですが、この提案があるかないかで設計者の評価は大きく変わります。なぜなら設計者は、図面を描くだけではなく課題を解決する技術者だからです。
今回のディスカッションでは、すでに現場で多くの提案が行われていることも分かりました。
・複数案の提示・作業性改善提・コストダウン提案・過去設計の活用・ポンチ絵による方向性提案
AZAの設計者はすでに「提案型設計」に進化し始めています。非常に頼もしい結果でした。一方で課題も明確になりました。
・経験不足・装置全体の理解不足・短納期・自信がない
これはどの設計者にも共通する悩みです。そこで今回、生成AIの活用についても議論しました。AIは設計を代わりに行うものではありません。
アイデア出しや知識補完など、設計者の思考を広げる相談相手として活用できます。
設計魂の日は今回で第4回となりました。
第1回:AI情報交換
第2回:設計・製図の時短テクニック
第3回:設計品質の安定化
第4回:プラス1言の提案力
回を重ねるごとに、設計者の価値向上を目的とした重要な取り組みになっています。そして次回テーマも決定しました。
「お客様に喜ばれた設計・失敗した設計」
成功事例だけでなく、失敗事例の共有は設計力向上に大きくつながります。設計者の価値は、経験の積み重ねで高まります。そして、その経験を共有することで組織としてさらに強くなります。設計魂の日は、AZAの技術力を高める重要な文化です。
これからも継続し、設計者の価値向上を目指していきます。