「30代で設計者人生は決まる・120時間残業時代に学んだ成長の本質」(1970号)

設計者キャリアブログをスタートします!
【設計者キャリアブログvol.1】今回から「設計者キャリアブログ」として、30代・40代の設計者の皆さまに向けたメッセージを週1回程度発信していきます。30代・40代は、技術者としての成長と、家庭や将来を考える重要な時期です。働き方改革や技術の進化により、設計者のキャリアの築き方も大きく変わっています。このシリーズでは、私自身の経験や設計会社として感じていることをもとに、設計者としての成長やキャリアについてお伝えしていきます。
■私の30代・40代は「量」の時代でした
私の30代・40代を振り返ると、休日出勤を含めた毎月の時間外労働が120時間を超えることが20年以上続き、とにかく仕事量をこなす日々でした。スピード重視で目の前の設計に必死に取り組み、家庭との両立にも苦労しましたが、この時期に積み上げた経験が現在の技術の土台になっています。
■昔と今では設計環境が大きく変化
当時は、技術計算は手計算、パーツ選定はカタログ、調べ物は資料や先輩に聞くなど、「技術計算」「パーツ調査」「仕様確認」に多くの時間を費やしていました。
しかし現在は、CADの進化、インターネット検索、設計ツール、生成AIの活用により、設計業務の効率は飛躍的に向上しています。昔なら半日かかっていた作業が、今では1時間で終わることも珍しくありません。
■これからの時代は「経験の幅」
現在の設計者は、以前よりも時間を有効に使える環境にあります。だからこそ重要なのは、その時間でどれだけ経験の幅を広げられるかです。これからの時代は「量」ではなく「経験の幅」が設計者の成長を左右します。
■設計会社で働くメリット
弊社の設計業務では、様々な装置や機械、ユニット設計に関わることができます。また、設計会社では設計業務に専念できる環境があります。メーカーでは会議や調整業務が多くなる場合もありますが、設計会社では設計に集中できます。
「様々な装置設計の経験」「設計に専念できる環境」
この2つは設計者として成長する大きな要素になります。
■30代・40代が将来を決める
30代・40代は設計者としての将来を決める重要な時期です。この時期にどれだけ経験の幅を広げられるかが、その後の技術者人生を左右します。今の環境で、経験の幅は広がっていますか?設計者としての未来を考える時期かもしれません。