売上1,700億円。社員3万人。世界に店舗を展開する企業グループのCEO。
そんな経営者と、私には少し意外な共通点があります。
それは、二人とも高校中退から人生をスタートしていることです。
先週末、私の地元・横浜市青葉区でONODERAグループCEO 小野寺裕司さんを講師にお迎えする機会がありました。
ONODERAグループは、病院や介護施設向けの給食事業を中心に、外食、人材、スポーツなど幅広い分野で事業を展開し、売上約1,700億円、従業員約3万人の企業グループです。
高級寿司ブランド「銀座おのでら」は海外にも店舗を展開し、Jリーグ・横浜FCのオーナーとしても知られています。まさに日本を代表する企業グループの一つです。
しかし、小野寺CEOの人生は最初から順風満帆だったわけではありません。
高校中退、家業の倒産、借金取りに追われる生活。まさにどん底から人生を立て直し、
現在のONODERAグループを築き上げられました。
実は以前、小野寺CEOのセミナーに参加した際、幸いにも名刺交換をさせていただき、少しお話する機会がありました。
その時に感じたのは、「意外なほど共通点が多い」ということでした。
同じ歳。同じ経営者であること。(規模は全然違います(笑))高校中退という経歴。そして、厳しい環境の中から人生を立て直してきたことです。
実は私自身も、若い頃に家業の倒産を経験し、夜逃げ同然の生活をしたことがあります。
父は身体に障害があり、家庭も決して楽な状況ではありませんでした。
それでも、今こうして会社を続けていられるのは、多くの方との出会いやご縁のおかげだと感じています。
もちろん会社の規模は全く違いますが、逆境から人生を切り開いてきたという点では小野寺CEOのお話にとても共感しました。
ちなみに小野寺CEOは、毎年ニュースでも話題になる「初競りのマグロ」を落札されることでも有名です。
ご本人いわく「本当は高いから買いたくないんだけどね(笑)」とのことですが、それでも業界を盛り上げる意味で続けているそうです。
こういうところにも、経営者としての覚悟を感じます。
経営者という仕事は、ときに孤独な仕事とも言われます。しかし、逆境を経験しながら事業を続けてきた経営者の言葉には、多くのヒントがあります。
企業の規模や業種が違っても、「人生をどう切り開いてきたのか」という点には共通するものがあると感じました。
人生は、どこからでも変えられる。環境や過去ではなく、
「これからどう生きるか」で未来は変わる。
今回の機会を通して、そのことを改めて実感しました。そして最後に思うのは、
人生はどこからスタートしたかではなく、どこへ向かうかで決まる。
そんなことを改めて感じた一日でした。