健康経営の水曜日。実は今、私は肩を痛めて会社の並びにある「さんさん整骨院」へ週に2回通院しています。5月には右肩、そして今回は左肩。激痛で腕が上がらなかったのですが、2か月の治療でようやく回復してきました。その原因は―― 「巻き肩」です。
🌀巻き肩とは?
「巻き肩(ロールドショルダー)」とは、本来の位置から肩が前に出て内側に丸まってしまう姿勢のことです。デスクワークやスマホ操作など、前傾姿勢が続くことで起こりやすく、最近では若い人にも急増しています。放っておくと猫背やストレートネック、肩こり、首こり、浅い呼吸などの不調を引き起こします。セルフチェックとして、次のようなサインがあれば要注意です。
* 「バンザイ」をしたとき、腕が耳より前に出る
* 立った姿勢で、手の甲が正面から見える
どちらか一つでも当てはまれば、巻き肩の可能性があります。
💡主な原因
1. 長時間のパソコン・スマホ操作
前のめりの姿勢で肩が前に出たまま固まってしまいます。
2. 背中・肩まわりの筋力低下
僧帽筋や肩甲骨まわりの筋肉が弱くなると、肩の位置を支えられません。
3. 寝姿勢の悪さ
横向きで寝るなど、肩を前に押し出す姿勢が続くと悪化します。
私の場合、全部あてはまります。(*_*)
⚠️放っておくとどうなる?
巻き肩のまま生活していると、次のような症状が現れやすくなります.
* 肩や首のコリ、頭痛
* 背中のハリ、腰痛(反り腰)
* 胸が圧迫されて呼吸が浅くなる
私もまさにこのパターンでした。特に長時間のPC作業のあとに、肩がズシッと重く感じる方は要注意です。
💪改善のポイント
巻き肩は、「ほぐす」+「鍛える」の両方が大切です。
・小胸筋のストレッチ
* 壁を横にして立ち、肘を直角に曲げて壁に当てる
* 体を反対方向にゆっくりひねって30秒キープ
* 左右交互に行いましょう
胸の前側(小胸筋)を伸ばすことで、前に引っ張られた肩が自然と元の位置に戻ります。
・背中の筋トレ(シーテッドローイングなど)
背筋を伸ばして胸を張り、肘を後ろに引く動作で肩甲骨まわりの筋肉を刺激します。器具がなくても、両腕を後ろに引いて胸を開く簡単な動きでも効果があります。
🌿まとめ
私たち機械設計職は一日中パソコンと向き合うことが多く、巻き肩になりやすい環境にあります。しかし、意識して姿勢を正し、ストレッチや軽い運動を取り入れるだけで、驚くほど肩の痛みやコリが改善します。「健康経営」は、こうした日常の小さなケアの積み重ねです。みなさんも今日から少しだけ背筋を伸ばして、肩を後ろに引いてみてください。きっと呼吸が深くなり、気分も前向きになりますよ。