先日、東商から「新年賀詞交歓会のご案内」が届きました。季節はすっかり秋を通り越し、朝晩は初冬のような肌寒さを感じます。時の流れは本当に早いものですね。
■ 24年間愛用している腕時計⌚
先日、長年愛用している腕時計をオーバーホール(分解整備)に出しました。これで7回目の修理と整備になります。思えばこの時計、息子の生まれた年に購入したものです。当時は高価な買い物などできず、毎月のお小遣いから36回払いのローンで手に入れました。「次のオーバーホールのときこそ買い替えよう」と思い続けて24年。しかし今では、仕事の喜びも苦労も共にしてきた良き相棒になっています。これからも、壊れて修理できなくなるその日まで使い続けたいと思っています。
■ 捨てる性格、でも愛着のあるものも
性分として、私はどちらかというとモノをばんばん捨てるタイプです。使わないものは思い切って処分する。理由はシンプルで、保管場所に困るのが嫌いだからです。ところが先日、衣替えをしてみたらクリーニング代がなんと2万円超え。ズボン20本、セーター20枚、マフラー25本、シャツ30枚以上…。「いつの間にこんなに増えたのか?」と自分でも驚きました。でもよく考えると、大切にローテーションして着ているから長持ちしているのです。帰宅したらすぐに家着に着替えるので、仕事着が傷まないんですね。そして、着用後の上着やスラックス、セーター類は一晩干してから収納。こうした小さな習慣の積み重ねが、衣類を長く保つ秘訣になっています。毎年2~3枚ずつ増やしても、10年経てばこのくらいの量になります。決して高価なものではありませんが、10年以上着ている服が増えるのも納得です。
■ モノと共に生きる時間
高価な服ではなくても、10年以上着続けた服にはそれぞれの思い出と季節の記憶が宿ります。時計も服も、ただの道具ではなく、人生を共に歩む「相棒」のような存在です。これからも、物を大切に扱いながら、年を重ねても小ぎれいでおしゃれに気を使える人でありたいと思います。そしてふと気づけば、35年ほど前に愛妻からもらったラブレターも、今なお大切にしまってあります。(笑)あの時の想いとともに、これからも「長く付き合う相棒たち」と共に、温かい時間を積み重ねていきたいと思います。素敵な週末をお過ごしください。