「AI投資で半導体製造装置の需要、じわじわアップ!」(1820号)

お盆休み、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今日はちょっと軽めに、業界ニュースをご紹介します。
先日、日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した販売高予測によると、日本製の半導体製造装置は2025年度、前年度比2.0%増の4兆8,643億円になる見込みだそうです。26年度はなんと初の5兆円台に突入、27年度にはさらに伸びる予測とのこと。
伸びをけん引しているのは、やはりAI(人工知能)関連投資。AIサーバー向けの先端ロジックやHBM(広域帯メモリー)、さらにNANDフラッシュなどの分野で、世界中で投資が進んでいるそうです。車載や汎用半導体分野の一部は落ち着き気味ですが、全体としては上向きトレンドです。アザエンジニアリングとしても、この波はしっかり意識しておきたいところです。半導体業界は世界情勢や技術革新のスピードが早く、予測どおりにいくこともあれば、大きく上振れすることもあります。実際、24年度は予測20%増だったところが実績では29%増と、大きく上回りました。お盆明けからの仕事モードへの切り替えはちょっと憂鬱…という方も多いかもしれませんが(笑)、こうした前向きな業界ニュースを聞くと、少し元気が出ますね。私たちも、変化の波をしっかり捉えて、次の成長につなげていきたいと思います。皆さんも引き続き、良いお盆休みをお過ごしください!