「AIとの共存に向けて・まるごとAIワールド2025参加レポート」(1764号)

先週末、横浜で開催された「まるごとAIワールド2025」に参加してきました!会場内には、生成AIをはじめとした最新ツールの展示やセミナーが盛りだくさんで、平日にもかかわらず多くのビジネスパーソンで賑わっていました。
私はその中でも、以下の3つのセミナーを受講してきました。
■ A02:Microsoft 365 Copilot 実践活用セミナー
マイクロソフト社が提供する「Copilot」を中心に、日常業務への生成AIの具体的な活用方法が紹介されました。
Outlookでのメール作成補助、Excelでのグラフ生成、Teamsでの議事録作成など、実務で“すぐに使える”テクニックばかり。
「AIが仕事を奪う」のではなく、「AIを使わない人が置いていかれる」という言葉が非常に印象的でした。
■ A03:生成AIで変わるバックオフィス業務
こちらは、AI導入を組織としてどう進めるか?に焦点を当てたセミナーです。成功する企業とそうでない企業の違いは、「目的が明確かどうか」だという話に納得。導入後に現場で混乱が起きないためのプロセス設計や、双方向のディスカッション形式による活用事例の紹介もあり、実践的な内容でした。
■ A04:大塚商会のAI活用事例
実際に売上1兆円企業である大塚商会が、どのように生成AIを組織に取り入れ、成果を上げているかが語られました。月9万件もの社内問い合わせをチャットボットで自動応答している例など、スケールの違いに驚きつつも、「これは中小企業にも応用できる!」と感じるヒントが多くありました。
■ 今回の学びを、当社でも実践へ
今回のイベントを通じて強く感じたのは、「AIと共存する未来は、すでに始まっている」ということ。私たちアザエンジニアリングでも、AIを業務のパートナーとして活用する環境整備を、今後さらに進めていきます。
例えば、
* Copilotによる日報作成の効率化
* 議事録や提案書の自動生成
現場の業務を少しずつ変えていけるよう、社内にフィードバックしていきます。皆さんの仕事や業務の中でも、「これはAIに任せられそうだな」と思う場面があれば、ぜひ気軽にアイデアを出してください。AIと人間が、それぞれの強みを活かし合う。そんな働き方が、これからのスタンダードになりそうです。